能(謡曲)と神使 後編 ⑤~⑧ ⑤ 謡曲「賀茂」と 子持ち夫婦猿 ⑥ 謡曲「三輪」と 蛇 ⑦ 猿楽「三番叟」と 猿 ⑧ 狂言「蝸牛」と かたつむり 文中のすべての写真はクリックすると拡大写真になります […]
その他各種
東京近辺のモニュメントの動物像+
東京近辺の モニュメント(記念碑やシンボル)の動物像 今回は、寺や神社の境内を離れて、東京周辺で出合った街中(まちなか)や街頭の「モニュメントの動物像」を見てみました。
自分の守護神、一代守本尊+
生れ年の干支による守護神、一代守本尊 1 一代守本尊(いちだいまもりほんぞん)とは 人はだれも、生まれた時から死ぬまでの一生を通して守ってくださる守護神が決められています。守護神は、
重いものを載せたり担いだり+
重いものを載せたり担いだりり 神社や寺の境内には燈籠や石碑、手水鉢、大香炉などがあります。これらの重いものを、台座や脚として、動物、力士、鬼、唐人(唐子)などが、背に載せたり担(かつ)いだりしているの […]
寺の境内の「ゆるキャラ系」+
寺の境内の「ゆるキャラ系」 「ゆるキャラ(ゆるいキャラクター)」とは、地域・町おこしのイベントやキャンペーンのマスコットキャラクター(ぬいぐるみ)などを指すのが一般的です。本来の語源とは異なりますが、 […]
ザクロ(吉祥果)を持つインドの女神+
ザクロ(吉祥果)を持つインドの女神・・・孔雀明王と鬼子母神 インドの女神で、梵名マハーマーユーリーと呼ばれる孔雀明王や、梵名ハーリティー=訶梨帝母(カリテイモ)とよばれる鬼子母(きしも)神は「吉祥果」 […]
神仏を載せる動物たち+
神仏を載せる動物たち 神仏の像を載せている動物たちがいます。いずれも、特定の神仏それぞれに決まった動物が載せています。これら神仏を載せる動物を私は神使像めぐりの視点から神仏の神使、お使い、眷属、守護神 […]
「ことわざ」と「神使像」のコラボ+
「ことわざ」と「神使像」のコラボ 前門の虎、後門の狼 日常よく使われる、ことわざ・故事成語・慣用句・四字熟語の中には、動物が入っている語句がたくさんあります。
日光東照宮 14の動物物語 下 10~14話+
日光東照宮 14の動物物語の 「上」「中」に引き続き「下」 をご覧ください。 日光東照宮 14の動物物語 下 10~14話 10 唐門–屋根上の龍とツツガ( […]
日光東照宮 14の動物物語 中 5~9話+
日光東照宮 14の動物物語の「上」に引き続き 「中」 をご覧ください。 日光東照宮 14の動物物語 中 5~9話 5 神厩–馬を守り、世話をする猿 6 御水舎–飛 […]
国難に馳せ参じた神使—太平記+
国難に馳せ参じた神使-太平記 太平記第39巻に「蒙古襲来の項」があります。 日本の国難に際して、 日本中のすべての神霊と共に 「社々の仕者」も蒙古軍打倒に馳せ参じ、 強烈な台風を起こして […]
狒狒(ヒヒ) 二題+
狒狒(ヒヒ)は、アフリカなどに生息する、マントヒヒ、マンドリルなどの総称で、 狂暴な性質の大形の猿をいいます。 日本では一般に、狒狒は、毛むくじゃらで大きな老猿の姿をした怪獣(妖怪)で、 […]
金色のトビ 金鵄(きんし)+
神武天皇の東征を援けた 「金鵄(キンシ)」と呼ばれる 「金色の鵄(=鳶 トビ)」の伝承が、 日本書紀などに載ります。 写真は全てクリックで拡大できます 神武天皇と金鵄 神武天皇(カム […]
四霊獣(龍・麒麟・鳳凰・霊亀)+
古代中国では、 動物(生き物)を鱗蟲(虫)・毛蟲・羽蟲・甲蟲の四つに分類していました。 この四つの分類のそれぞれを統括する長(王)が、龍・麒麟・鳳凰・霊亀で、四霊獣とよばれます。
アンコール遺跡の聖霊獣と日本(2)+
日本に入った、ガルーダ(迦楼羅・カルラ)・ナーガ(蛇)・象 ヒンドゥー教や大乗仏教圏の東南アジア諸国の聖霊獣やその信仰は、中国などを経由して、仏教と共に日本に伝来し、姿形を変えて各所で見 […]
アンコール遺跡の聖霊獣と日本(1)+
アンコール遺跡の聖霊獣 アンコール遺跡 9-13世紀に亘って栄華を極めた、クメールの王や民(アンコール王朝)によって建立された、巨大寺院や都市の遺跡。アンコール・ワットは、スーリヤヴァルマン2世に […]
一目で、七福神を !+
正月の前半には、 全国各地で、七福神巡りが行なわれます。 通常は、七福神のうちの一神をお祀りしている寺社を七社巡って七神を参詣します。 しかし、ここでは、「七福神が1ヶ所に集まっていて、
神使を食べさせる、奉納者+
うなぎをお使いとする虚空蔵尊に「うなぎ屋」さんが燈籠を、 牛を神使とする天満宮に「ステーキ屋」さんが牛の石像を 奉納しています。 共に、奉納者は、祭神の神使をお客に食べさせるお店で、気のせいか祭神の眼 […]
削ってお守りにされた、狛犬と墓+
昔から、 祭神や故人などに縁(ゆかり)のある像や碑、墓などを欠き削ってお守りとする風習があったようです。 鳳来山東照宮の狛犬は戦場での無事を願い、 鼠小僧の墓は金回りが良くなるようにと、 欠き削って削 […]
神使ではなくなった神使+
「神使」とは、神仏のお使いのことで、 仕える主神(仏)が在ってはじめてこのように呼ばれます。 ところが、その主神が何らかの事情で無くなって、 かつては神使だった像だけが残り、神使が神使でなくなっている […]
承教寺の「こりゃなんだ像」 と 件(くだん)+
,① 承教寺門前の「こりゃなんだ像」 承教寺 東京都港区高輪2-8-2 写真はクリックで拡大できます 承教寺の門前に、 三遊亭円丈師匠がその著
先代のそっくりさん+
傷みがひどくなると、 古い像(先代)は引退させられて 境内の片隅に移されたり、 廃棄処分にされたりします。そして、通常、入れ替わりに新しい像が置かれます。 その際、先代のそっくりさん(=前にあった像の […]
クマの神社とイヌ・ネコの神社+
「クマの神社」「イヌ・ネコ神社」という神社自体が珍しいのですが、 この二社の神社名はひとひねりしてあって、 微笑みを誘う、 遊び心が感じられます。前者は架空の神社ですが、後者は本物の神社です。
毘沙門天の百足(むかで)+
「信貴山朝護孫子寺」や「鞍馬寺」の縁起で 毘沙門天が出現したのが寅年、寅日、寅の刻とされることから、 「虎」が毘沙門天のお使い(神使)ともされています。 しかし、