十二支 十二支は動物で表現されるので、 様々な場面に、像、彫刻、画図などとして登場します。 十二支の「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」のそれぞれに対応する動物は、 日本では「鼠牛虎兎龍蛇馬羊猿鶏犬猪 […]
2015
狒狒(ヒヒ) 二題+
狒狒(ヒヒ)は、アフリカなどに生息する、マントヒヒ、マンドリルなどの総称で、 狂暴な性質の大形の猿をいいます。 日本では一般に、狒狒は、毛むくじゃらで大きな老猿の姿をした怪獣(妖怪)で、 […]
日蓮上人を救った白猿+
日蓮上人は、 鎌倉の草庵が焼打ちされた際、山王権現の白猿の案内で逗子の岩窟に難を逃れたとされます。 この法難に拘わる、 鎌倉の安国論寺と逗子の法性寺に猿の像があります。 山王権現の白猿に救われた日蓮 […]
金色のトビ 金鵄(きんし)+
神武天皇の東征を援けた 「金鵄(キンシ)」と呼ばれる 「金色の鵄(=鳶 トビ)」の伝承が、 日本書紀などに載ります。 写真は全てクリックで拡大できます 神武天皇と金鵄 神武天皇(カム […]
四霊獣(龍・麒麟・鳳凰・霊亀)+
古代中国では、 動物(生き物)を鱗蟲(虫)・毛蟲・羽蟲・甲蟲の四つに分類していました。 この四つの分類のそれぞれを統括する長(王)が、龍・麒麟・鳳凰・霊亀で、四霊獣とよばれます。
拝殿前にあっても神使ではない虎+
虎の像が拝殿前の左右に、阿吽の一対として神使像のように置かれています。 しかし、これら二社の虎は、祭神や神社とは全く縁が無く、 神使ではありません。 「奉納者自身の思い入れ」で「記念」として奉納された […]
アンコール遺跡の聖霊獣と日本(2)+
日本に入った、ガルーダ(迦楼羅・カルラ)・ナーガ(蛇)・象 ヒンドゥー教や大乗仏教圏の東南アジア諸国の聖霊獣やその信仰は、中国などを経由して、仏教と共に日本に伝来し、姿形を変えて各所で見 […]
アンコール遺跡の聖霊獣と日本(1)+
アンコール遺跡の聖霊獣 アンコール遺跡 9-13世紀に亘って栄華を極めた、クメールの王や民(アンコール王朝)によって建立された、巨大寺院や都市の遺跡。アンコール・ワットは、スーリヤヴァルマン2世に […]
語呂合わせの「かえる」+
お寺や神社の境内でかえる(蛙)の像をよくみかけます。蛙が置かれる理由は、蛙の悟り顔、地を這い、憎めないしぐさ・姿などにあるとも思われますが、なんといっても、「語呂合わせ」にあるようです。