福岡県筑後市に「羽犬塚(はいぬづか)」という地名があり、 JR鹿児島本線の駅名にもなっています。 地名のもととなった羽のある犬とはどんなものか、 その由来は? 興味を惹かれました。 市内の寺(宗岳寺 […]
2013
女化(おなばけ)稲荷の狐・・女化物語+
女化(おなばけ)稲荷には、 狐の報恩伝説、または、狐と人間の婚姻伝説があり、 「女化物語」とも呼ばれているようです。 これとほとんど同じ筋書きの伝説に、陰陽師、安倍晴明
太田道灌の命を救ったネコ+
太田道灌の命を救った猫を祀ったのが 「自性院の猫地蔵堂」の縁起です。 「新宿住友ビル」にある黒猫の像「玉ちゃん」は、 この「自性院の猫地蔵堂」の縁起を基に造られたようです。 太田道灌を救った招き猫 自 […]
嘯(うそぶ)く悪タヌキ 2題+
上野東照宮の「栄誉権現祠」と 浅草伝法院の一角にある「鎮護堂」に 悪タヌキが大層な名前を付けてもらって祀られています。 両狸とも嘯(うそぶ)いて空を見上げています。 天井を仰いで嘯(うそ […]
枯れ池を泳ぐ陶製のサカナ+
下記の二社の枯れ池では 陶製のサカナが泳いでいます。 前者は多摩川のサカナ、 後者は急流を遡上する神使の鯉です。 ① 多摩川のサカナ 多摩川水神社(六所神社境内) 東京都世田谷区野毛2 […]
山王さんは子宝・安産の神+
渡来系豪族、秦氏に残る古文などに依る伝説には、 「山王(大山咋神)が丹塗の鏑矢(かぶらや)に化身して川を流れ下って、 川遊びをしていた賀茂玉依姫(下賀茂神社の祭神)を懐妊させ、子をもうけた」とあるとい […]
クマの神社とイヌ・ネコの神社+
「クマの神社」「イヌ・ネコ神社」という神社自体が珍しいのですが、 この二社の神社名はひとひねりしてあって、 微笑みを誘う、 遊び心が感じられます。前者は架空の神社ですが、後者は本物の神社です。
鯰(なまず)と地震と要石(かなめいし)+
東日本大震災は東北三県と鹿嶋・香取神宮のある茨城・千葉県に大きな被害をもたらしました。 本年に入っても、 震度5を超える地震が頻繁に起こっています。
毘沙門天の百足(むかで)+
「信貴山朝護孫子寺」や「鞍馬寺」の縁起で 毘沙門天が出現したのが寅年、寅日、寅の刻とされることから、 「虎」が毘沙門天のお使い(神使)ともされています。 しかし、
僧侶姿のムジナ・ウマ・サル+
ムジナ(狢)・ウマ・サルが袈裟をつけて僧侶の姿になっています。 山門の前に狐狸妖怪のいる寺もあります。 でも、 なぜか憎めない連中です。 僧侶に化けたムジナ(狢) 瑞泉寺 神奈川県鎌倉 […]
地上の怪魚 (かいぎょ)+
寺社の境内や街中で 奇妙な大きな魚に出会うこと があります。 地上の怪魚です。 写真をクリック拡大してご覧下さい。 一層 怪魚になります ふぐ(河豚) 寛永寺不忍池弁天堂・ふぐ塚 […]
カニからもらった榧(カヤ)の実+
寺の境内に、 榧(カヤ)の実を持つカニを彫りだした大石があります。 都の天然記念物にもなっている、 善養寺の大榧(カヤ)にまつわるカニです。 善養寺 東京都世田谷区野毛2-7-11 多摩川に近いこの […]
陰陽師、安倍晴明と狐・・・葛の葉伝説+
平安時代の高名な陰陽師、安倍晴明は、 稲荷の狐が化身した女性(葛の葉)と人間の男性との間に生まれた子として 伝わります。 「葛の葉伝説」と呼ばれ、江戸時代には、「蘆屋道満大内鑑」 (通称「葛の葉」)な […]
初夢と宝船絵と獏(バク)+
初夢: 初夢(ハツユメ)の内容で、 その年、一年間の吉凶を占うことが行なわれてきました。大晦日から元日の夜は眠らずに過ごすのが一般的だったため、 1月1日から1月2日にかけての夜に見る夢が初夢とされ […]